2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「犬はどこだ」米澤穂信 ミステリ。結論から言えば、今までに読んだ米澤作品中で個人的にベスト。 本書は見せ方にこだわった作品であり、どうすれば事件を魅力的にプレゼンテーションできるのかを念頭に置いて書かれたものであろう。多視点による語りの導入…

t.A.T.uが新譜を発表するそうな。で、アルバム収録曲の中に日本のファンに向けたものがあるんだそうな。で、その曲のタイトルが「GOMENASAI(ゴメナサイ)」なんだそうな。 一字足りないのはジョン・レノンへのオマージュでしょうか。

「太陽の簒奪者」野尻抱介 はあどSF。本作はファーストコンタクトSFであり、(ある種必然的に)コミュニケーション論をあつかった作品となっている。 本作の主人公の行動の背景には「危機的な状況の回避」と同時に「対象を理解、共感したいという願望、…

最近の(副題;wet and wild)

メガネを修理するため御徒町に行く。しかしお店の人に見積もりを出してもらったところ、かなり手持ちよりもオーバーしてしまう事実が発覚。このままではわざわざ御徒町くんだりまで出ばってきたことが徒労になってしまうと感じたぼくは、ラムタラでDVDを買う…

サシ呑み

夜に国土さんと呑む。この二人が話す内容に興味がある人もしくは興味がある振りをしてくれる人がいるとはあまり思えないけど、この日話したことをかいつまんで言うと 「お互いに服が欲しい」 「消費したソフトだけで人格を判断してしまうのはいかがなものか…

自主的にガマン大会

さすがにそろそろ夏物の服でも買いにいこうかと思い立ったどろぼうは表参道に向かいました。まずソスウに行きましたが新作がまだ入っていなかったので、ぶらぶらと渋谷方面に歩いていき目についた店に片っ端から入っていくことにしました。しかしめぼしい店…

土用の丑の日にはまだはやすぎるね。

普段は疎遠になってしまっている家族とウナギ屋に行きました。二年ぶりぐらいにうまいウナギを食べることができた。やはち持つべきものは家族ですね。遠慮を知らないどろぼうは鰻重だけでなく白焼きに肝焼きまでむしゃむしゃイってしまいましたとさ。

深夜の高田馬場にて

御迷惑をお掛けしました・・・>先輩方

関東、特に千葉東京を中心に地震発生。いつもより比較的早めに家を出ていたぼくは地震が起こった数秒後にはバイト先の最寄り駅に到着していたため、つつがなく出勤できました。しかし地下鉄を利用中だった同僚のなかには、閉じ込められた車内で待機されられ…

だぶるのっくあうと

フリッパーズ・ギターの「オン・プレジャー・ベント ~続・カラー・ミー・ポップ」を聴いてて、「ウィニー・ザ・プー」という言葉から「ひねもすWinnyで落としたエロゲーばかりやっているプー」という図を連想してしまった。

アンデルセン

バイト帰りのタクシー内で運ちゃんに「いいとこ住んでますねー」と言われる。江戸川区は犯罪多発地域なのだが。その旨を運ちゃんに伝えるが「いや私の住んでるところに比べりゃ全然レベルが高いですよー」と返されてしまう。それぢゃどこに住んでるンだと尋…

「ガラスの村」エラリイ・クイーン ミステリ。本書はエラリイやレーンが出てこないノンシリーズものである。解説によるとアメリカの片田舎で起こった殺人事件に発表当時の社会風潮を盛り込んだ意欲作であるらしい。 伏線の周到さやロジックの厳密さは全盛期…

いやなシンクロ

「もえつきるほどニート」というワードを思いつくが、すでに「ラブやん」に出ていたことを知った。

「ビアス短篇集」 ミステリ以外も読んでみよう企画の一環。 騙りのテクニックとか皮肉な結末などの要素が、「奇妙な味」系のミステリに一脈通ずるような気がする。というかポゥの系譜なんだろうけど。 余談だが、バイト先でこの本を読んでいたとき、番長に(…

「悪徳警官はくたばらない」デイヴィッド・ローゼンフェルト 法廷ミステリ。一作目を読んでいないのに安かったから買って読んでしまった。 本書は非常に口当たりのイイ作品に仕上がっている。文章は洒脱で気の利いた台詞が頻出するし、キャラクターも主人公…

「神様ゲーム」麻耶雄嵩 他所の書評でも取り上げられることの多い本作品であるが、それらを総合するとどうやらファンには必読の書らしい。そこまでいうなら、と麻耶ファンを自認(他者に承認されるほどではないらしい)するわたくしも手にとってみた。 なん…

徹夜でカラオケをしたのち、ファミレスで栄養を補給する。ついでにアルコールも摂取。なんかちょっと愉快。 ファミレスでは「ハッピー・マテリアル」の話をしました。はたして「ハッピー・マテリアル」とは「ハッピーなマテリアル」なのか、それとも「ハッピ…

先輩二人と秋葉原へ行く。とらのあなに入ったら神様ゲームが平積みになっていた。田中芳樹のミステリーランドもあった。でも麻耶雄嵩の本は一冊たりともなかった。小森健太朗のコミケ殺人事件はあった。

バイト後、水道橋で先輩と始発まで呑む。さすがに閉店の30分前にニューボトル入れるのは無茶でした。帰り道吐きました。駅の構内にあるトイレと構外にあるトイレで。これで小岩駅はもう、ぼくのテリトリーと化した訳ですよ。 この日は自分でもどうかと思うく…

日常の謎 

Wandererさんの日記を読んで思うところがあり、いわゆる「日常の謎」について考えてみた。 いわゆる「日常の謎」ものミステリってのは、我々(読者)が普段暮らしているような(とりたてて特殊な事象の起こらない)生活空間において発生した(発見された)一…

どうでもいいはなし

7月14日という日は一般的には巴里祭(フランス革命記念日)として認知されているでしょうが、この日は同時にどろぼうの友人の誕生日であり、更にある漫画の登場人物の誕生日でもあります。以前バイト先で「友人の誕生日が巴里祭の日と同じ」といったら、「そ…

「ニッポン硬貨の謎」北村薫 本格ミステリ。日本の新本格ミステリの書き手には「クイーンに対する敬愛や憧憬の念」を表明されている方が少なくありませんが、本書ほどその情念が全面に押し出された作品は少ないのではないでしょうか。とにもかくにもクイーン…

どろぼうは最近マキシマム・ザ・ホルモンやデキシード・ザ・エモンズなどを聴いて楽しんでおります。共通点は「ザ」が間に入ることですか。ならアンドレ・ザ・ジャイアントやコナン・ザ・グレートなどもかなり楽しめるかもしれませんね。GUNG-HO-GUNSなんか…

こないだロンドンでテロがあったけど、まっさきにアイルランド共和国軍の仕業かと疑った人は多かったんじゃないすかね(私の周りだけか?マスターキートンの読者ならそう思うでしょ)。ブレアはあきらかにアルカイダの手口ってましたが。違いはアルファベット3…

夕方、ジャンプ片手にラウンヂ出没。雀荘にも顔を出した後、有志と山田モンゴルへ。(有志くんと山田くんがモンゴルへ向かった訳ではない。念のため) 男7人でジンギスカンを食す。我々はかなり迷惑な客と化す。とくに元焼肉屋バイトだったはずの後輩が。 …