2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

この日は熱中症で死にそうになった。

「巫女みこナース」のテーマ曲がテレビから流れてきて驚愕。世も末だね。

書き手の自意識が前面に出ているタイプの作品が苦手です。ライトノベルに苦手意識が強いのもそういった作風が席巻しているジャンルだ、と思い込んでいるからでしょう。 所詮自意識なんて排泄物みたいなもんですよ。 他者の自意識を受け入れられるのは、その…

「天空の秘宝」ウィリアム・C・ディーツ アドベンチャーSFというのはSFガジェットを用いて書かれた冒険小説という理解でいいのでしょうか。 本書の内容は「賞金稼ぎの主人公が政府に依頼された仕事をこなしているうちにあれよあれよと人類の存亡を賭けた陰謀…

「誰のための綾織」飛鳥部勝則 ミステリ。やりたいことは分かるんだけど、消化不良なところが多い作品ですね。 最初の場面で読者を身構えさせてしまう構成になっているので、勘のいい人とミステリずれした人には作者が何を仕掛けようとしてるのか丸分かりに…

「バベル17」サミュエル・R・ディレーニイ SF。ディレイニーは敬遠していた今まで作家である。理由はなんとなく小難しそうな作風だと思ったから(だって大学教授だし)。実際に読んでみると(すこし衒学的なきらいはあるけれど)スペオペを基調にした普通の…