バーゲンへの長い道

今日から七月です。私にとって七月とはバーゲンの季節であります。ラウンヂにたむろするクラブ員の中にも、マルイの紙袋をぶら下げている人を見かけました。音に聞くバーゲンとやらに、私も行きたくて仕方なかったのですが、クラブ員を誘ってみても色好い返事が貰えません。「五限終わりで誰も来なかったら、寂しく「ひとりバーゲン」だな」そう決心しかけたそのときです。某先輩がこちらに向かって歩いてくるを発見しました。飛んで火に入る夏の虫とはこのことでしょうか、私は先輩に警戒心を抱かせないように世間話をしつつも、先輩をバーゲンの道連れにしようと誘い出すタイミングを窺っていました。
ところが
「どろぼう、今暇?」
「大学生活が五年目に突入するくらい暇です」
「暇ならちょっと付き合わん?」
「いいすよ、何にですか」
「新宿に服を買いに」
このような具合で、私は同行者をゲットすることに(労せずして)成功しました。
新宿では先輩がベン・シャーマンでシャツを買ったり(ちなみに先輩はそのブランドのシャツを既に8枚も持っています)私がズッカでジャケットを買ったりしました(当初は夏物のシャツを買う予定だったのに…)
その後、洋食屋でプレートをガッツリ食べ、喫茶店で駄べった後、大人しく電車で帰りました。
今期中にもう一回くらいバーゲンに行きたいですね。


おまけ:今日のラウンジでの会話
「バーゲンってどういう意味なの?」
「ドイツ語で『車』」