2005-06-19 ■ 読んだ本の感想 「輝く断片」シオドア・スタージョン サイコさん大集合なミステリ短編集。 サイコさんという存在は自分の行動原理とアイデンティティが同一化していて、それを否定、禁止されることに対する激しい彼等の拒絶が悲劇をもたらしたりもたらさなかったりするんだ、というそんな小説。 という意味で本書に収録された「君微笑めば」(タイトルうろ覚え)という短編は内容が倒錯していて非常に興味深い。 どんな意味か知りたい人は読んでみてくだされ。