「消えた玩具屋」エドマンド・クリスピン
おバカなドタバタが楽しかった。それだけ。
ってだけですませるのも、もったいないので補足しておく(古本屋でそこそこの値段だったから)。冒頭の「なんで玩具屋が消えたのか?」という謎や犯行時に用いられたトリックよりも全篇に漂うユーモアの方に興味をそそられてしまうんで、本格としての魅力よりもスラップスティックコメディとしての面白さの方が記憶に残っている。暗号とかもあまり解答が魅力薄…。
でも、メリーゴーラウンドでの捕り物場面は最高。速度は無限だし。「からくりサーカス」のオルセンを思い浮かべた。