長文な上に論理展開も滅茶苦茶なので今日は読み飛ばした方がイイです

私はものぐさである。興味のない分野に関する情報を貯えることに労を尽したりはしない。更にいえばそれが興味のある分野であっても一定以上に情報を集める努力をしない。そして私は興味のある分野に関する知識を、他者のもつ情報を共有することによって、できるだけ努力を要さずに得ようとすることが多い。ゆえに、自然と私の行動の指標は他者が用いている価値観に大きく左右されることになる。
そのこと自体は情報収集能力の欠如にも由来するのでしょうが、それ以上に「面倒くさがり」という私の性分が大きな要因になっていると思われます。でも、この「自力で情報を得ようとすることにたいするものぐささ」は私だけに限った性質ではないように思われるんですよ。なぜそう思うかって?
現在の市場は一般に売れているものと売れていないものに二極化しています。そこから、ベストセラーになったものはそのベストセラーになったということで売り上げを伸ばしていくということ、「売れているものが売れる」というという法則を導くことができます(やや強引だけど気にしないでくれ)。「売れているということ」を理由にその商品を買う人が多いからです。
その「売れていること」を理由に(だから面白いはず、役に立つはず、本物なはず、という期待を持って)自分が買うものを選ぶという行動は、「他者の価値観」で自分の行動を決定するということに他なりません。
なぜそのような行動をとるのか。それはそのほうが「楽だから」というものぐさ精神の発露ではないでしょうか。自分だけの価値観を一から構築するよりも、既存の価値観に従って行動するほうが楽に決まってます。
他者の敷いたレールの上を乗っけてもらい、自分の欲望を満たす、そんな消費者の姿が(統計の上で、という条件付きで)浮かび上がってきました。
いわゆる「動物」ってやつですね。
しかし、私はそんな手垢のついた(しかもかなり差別的ニュアンスの強い)概念に己のアイデンティティを求める気なんてサラサラないんですがね。
ぶっちゃけ、そんなものに(自分からも他者からも)同一視されることは積極的に拒否したいっす。
という訳で、自分と「動物」の差異の証明することが今後の課題。。。