2005-06-05 ■ 読んだ本の感想とか 「タフの方舟1禍つ星」ジョージ・R・R・マーティン 本書の作品は非常にスタンダードな設定ばかりで、道具立てもにも卓抜した独創性は感じられない。それなのに話の組み立ての巧さとキャラクターの魅力によってこんなにも面白いSFになるとは! ある程度展開は読めても、面白さは損なわれない。これは作者の基礎体力の高さの現れだろうね。