読んだ本の感想とか

「ライジングインパクト」鈴木央
地元のマンガ喫茶にて初めて通しで読む。ジャンプを購読していた時分（中３まで）にこの人の読切は読んでいたのですが、結構若い人だったんですね。
内容なんですが、かなりコメディ部分が多いですね。ゴルフをやっていなくても結構読ませるのは、キャラクターの造型がしっかりしているからでしょう。肝心のゴルフ部分もいいです。ドラコンとかパッティング勝負とか、プロゴルファー猿的な演出盛り沢山。個人戦だけでなくチームでコースを回ったり、みんなが必殺技（平均パット数１とか120ｙ以内なら百パーセントチップインできるとか人間業じゃない。でもみんな中学生以下）もってるあたり、ジャンプらしいですが。
あと、この人の作品って「親の因果が子に報い…」じゃないけど、親同士の因縁が云々（韻踏んでみた）みたいな話が多いなぁと思った。次作にあたる「ウルトラレッド」でもそうだったし、なにか作者の思想を反映しているんでしょうか。