鴉 (幻冬舎文庫)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2000/10/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (46件) を見るミステリ。 三つの異なる視点から物語が語られるのだが、そのそれぞれがやがて訪れる「世界の崩壊」を演…

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/05/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (487件) を見る傑作クライムコメディ「陽気なギャングが地球を回す」の続編。第1章には…

六色金神殺人事件 (徳間文庫)作者: 藤岡真出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2000/12メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (24件) を見るミステリ。 作品のもつそこはかとない雰囲気に違和感を感じつつ読み進めるとそこに待っていたものは空疎…

レイクサイド (文春文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ (162件) を見る事件の構造と犯行の心理的な背景が一体になった構成が心憎い作品。 (ハード過ぎない)パズ…

奇想コレクションのタイトルはみな下ネタに転用可能な気がする。

キス・キス (異色作家短編集)作者: ロアルド・ダール,Roald Dahl,開高健出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/10/07メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (57件) を見る異色作家短篇集。装丁の色使いが微妙になって再刊された例のシリーズ…

古本屋をちらちら見て回る。 藤岡真「六色金神殺人事件」を買えたのでやや満足。 「泰平ヨンの現場検証」を2000円前後で買えたらいいなぁ。

東野圭吾の本格観とは「起承転結のある小説」なんだそうな。 先日の読書会で俺が乙一を本格だと述べた理由もそんな感じ。

読書会

「容疑者Xの献身」読書会にて出てきた珍説。 湯川、憑き物落とし説(純愛という欺瞞に満ちた説明体系を否定するために推測を述べた) 題名の「X」は十字架を表しているというMMR説(なんだってー!) 娘は実父から性的虐待を受けていた説(バドミントンの…

戻り川心中 (ハルキ文庫―連城三紀彦傑作推理コレクション)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 1998/05メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (29件) を見るミステリ界の巨人の一人であろう連城三紀彦の代表作。ちなみに初…

恥=(自意識−自己愛) 自意識=(自己愛+恥) セルフイメージと実像が解離してますよー>いろんなひとたち まぁ、珍しくもないが。インテリとオタクにはよくいるタイプだ。

34/58しか読んでいない人間がお薦めする東野圭吾作品。

普通のベスト 「秘密」 「容疑者Xの献身」 「白夜行」 「ゲームの名は誘拐」 「魔球」 「名探偵の掟」 個人的にオススメ 「悪意」 「ある閉ざされた雪の山荘で」 「眠りの森」 「予知夢」(「探偵ガリレオ」) 「天使の耳」 「犯人のいない殺人の夜」 青春…

SFセミナー

はなのいろはえすえふせみないたずらに、ってなわけでSFセミナーに行ってきました。 後輩をぞろぞろ引き連れて行った訳ですが、クラブを代表して関係者に挨拶をする人は皆無。 「面子を鑑みるに…お前がしろ」 OBのFさんに突っ込まれました。そりゃそうだ。 …

所詮ジャンル小説読み。 たかがジャンル小説読み。 されどジャンル小説読み、とは言われない。

デカルトの密室作者: 瀬名秀明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/08/30メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (105件) を見るSFミステリ。人工頭脳とロボットと哲学。 人間の意識の限界が出来るだけ分かりやすくかつある程度まで厳密に説…

怪盗グリフィン、絶体絶命 (ミステリーランド)作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03/17メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (110件) を見るミステリ。あるべきものをあるべき場所に、がモットーの怪盗グリフィ…

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/04/11メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 152回この商品を含むブログ (529件) を見るミステリ。本書に先行して雑誌(ミステリーズ!)に掲載された2短編…

九時から五時までの男 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: スタンリイエリン,Stanley Ellin,小笠原豊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/12/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (19件) を見る短編集。小話めいた作品からニュー…

死にたい。

白菊 (創元推理文庫)作者: 藤岡真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/03メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (47件) を見る内容はいつもの藤岡真。つまりは「ゲッベルス」「ギブスン」の同類項バカミスである。今回も主人公は中年の業界…

昨日の説の論旨を膨らますと山口雅也の「奇偶」に触れざるを得なくなる(…とまでは行かずとも、触れた方が良さげな気がする)のだが面倒くさいので誰か他の人に発展させてもらいたい。(おこがましい)

(他人にそう思われたいと)自分で思っているほどには頭が良くないのに、頭が良いと思われたいがために偉そうな振る舞いをするから見苦しくなるのだ。

デザイン変更

以前のデザインも気に入っていたのですが、如何せん字が読みにくすぎるので変更いたしました。

「手掛かり(伏線)」と「論理」

(注:以下の文章もまたみくしの日記から転載したものである)本格ミステリにおける「手掛かり(伏線)」と「論理」について考えてみようと思う。 本格ミステリは一般に、作品内に散りばめられた「手掛かり(伏線)」をもとに探偵が真相を「推理」して事件が解決…

終末のフール作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/03/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (517件) を見る伊坂幸太郎の新作の舞台となる場所、そこは小惑星が墜ちてきてもうすぐ終わってしまう世界。←ムジュラ…

クドリャフカの順番―「十文字」事件作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 126回この商品を含むブログ (262件) を見るミステリ。おなじみ古典部メンバーが文化祭で起こった事件やイベントに東奔西走(…

マリア様がみてる 1 (コバルト文庫)作者: 今野緒雪,ひびき玲音出版社/メーカー: 集英社発売日: 1998/04/24メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 103回この商品を含むブログ (291件) を見る導入から世界観及び登場人物の説明を交えながら話を展開させるという手…

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)作者: 谷川流,いとうのいぢ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/06/01メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 1,535回この商品を含むブログ (1472件) を見るこれも転載。 西尾維新と上遠野浩平を合わせて油抜きしてベ…

http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060403-14813.html 一瞬、スクエニ関係かと思った。

例によってみくしからの転載ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)作者: ロス・マクドナルド,小笠原豊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/04/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (29件) を見るハードボイルド・…